NOMURA-美债日志

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午前8時半発表の新規週間失業保険申請が26.8万件と予想を若干上回った一方で、同時発表の11月フィラデルフィア連銀景況指数が39.0と予想を大幅に上回り、仕入れ価格指数、販売価格指数とも前月から大幅に上昇した。これを受けて10年債利回りはデータ発表前から2bpsほど上昇し1.6113%をつけた。しかし、失業保険申請がわずかに予想を越えたこともあり、売りはここで一服。午前10時に、NY連銀ウイリアムズ総裁が、インフレは幅広く上昇し米国の基礎的インフレも上昇していると述べ、長期インフレ期待があまりに大幅に上昇するのは好ましくないと指摘したが、債券市場に大きな反応はない。市場には、債務上限問題が再び近づく中で、リスクセンチメントが低下するとの観測もあり、株式市場が下落に転じたことがきっかけとなり、10年債にブロック買いが見られ、利回りは午前10時半近くに1.5735%まで低下した。午後は、株式市場が小幅高で推移するのを背景に、若干の売り戻し。10年債利回りは午後3時過ぎに1.594%付近にまで上昇したが、売りは限定的で、午後4時の10年債利回りは1.579%となった。

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